店長の豆だぬきです♪
私の開発している「まめツール」の利用者様で不幸にもパテントトロールの被害にあわれた方がいらっしゃいます。
今まではどこか他人事でしたが、身近なところで被害にあわれた方がいると急に怖くなったたため、今回はパテントトロールについてまとめました。
この記事では以下についてお伝えします。
- パテントトロールとは?
- パテントトロール対策
- パテントトロールの被害にあってしまったら?
- 最後に
■パテントトロールとは?
パテントトロールとは、実際には製品やサービスを開発しないにも関わらず、特許を集めることで他の企業や個人に対して訴訟を起すことを指します。
相手は特許やライセンスを武器にして、特許権やライセンス侵害の名目で金銭的な利益を追求することが主な目的です。
簡単に言うと、ebayに出品している商品がライセンス侵害されたとして、アメリカの弁護士を通じてebayセラーに和解金を持ち掛ける行為です。
アメリカでは相手のアカウントに対して訴訟が起こせるため、アメリカで日本人のセラーに向けて訴訟を起こします。
ebayは裁判所から資産凍結の指示が来るため、ebay側もアカウントを凍結するしかなく、これはアメリカの企業であるPayoneerやPayPalのアカウントが凍結される可能性があります。
一度パテントトロールの被害にあってしまうと、アメリカの裁判で戦って勝つか、和解金を払わないとアカウントの凍結は解除されません。
ebayセラーは突然ebayから訴訟の問題でアカウントが凍結された通知がくるので寝耳に水ですが、かなり怖い問題です。
■パテントトロール対策
主に新品が対象になるため、新品の出品は注意が必要です。
(中古も狙われないわけではありませんが、確率的には新品に比べると下がるようです。)
どんな商品を出品すると狙われるとかというと、メジャーどころでは以下のようなものがあります。
初音ミク バービー人形 ゴジラ ダイソン ケアベア モンチッチ ニンジャタートルズ Care Bear ミッフィー ビートルズ
有効な対策はあまりありませんが、次のようなことが考えられます。
①上記に該当するようなものやアメリカに関わりそうな商品やコラボ商品の出品しない。
②新品の出品は控えて中古中心の出品にする。
■パテントトロールの被害にあってしまったら?
被害にあった場合は以下が考えられます。
①訴訟で戦う。
②和解金を払って和解する。
③該当アカウントを捨てて新規にアカウントを作る。
①はアメリカの弁護士を雇って現地で戦う必要があるため費用や時間を考えると現実的な手段ではありません。
②は数十万かかるため、費用対効果のあるアカウントであれば考慮するのもありですが、なかなか厳しいと思われます。
③が現実解となる気がしていますが、別人格として新規にアカウントを作る必要があるため専門家のアドバイスを受けながら新規アカウント作成を模索しましょう。
専門家はネットで調べるかココナラ当たりで調べれば見つかると思います。(サスペンドの相談に乗ってくれる方も知識があると思います。)
有償で対応してもらう事になると思いますが、素人考えで動くと後悔することになるので、必ず専門家に相談しましょう。
■最後に
パテントトロールの被害は誰でもあう可能性があります。
被害にあうのは交通事故にあうようなものだと言われていますが、遭遇するとシャレにならないので可能な限り回避する対策を取っておきたいですね。
本ブログの記事を読めばebayのスタートアップは出来るようになると思いますが、もう少しあなたに寄り添ったサポートを受けたいなどあればいくつかのサポートを用意しているのでご連絡ください。
また、ebayのリサーチ、出品、在庫管理の機能をひとまとめにした「まめツール」を紹介しております。
ご興味があればこちらもご連絡ください。
もし、ebayに関する質問や疑問がありましたら、問い合わせフォームよりいつでもご連絡くださいね。
それでは、次回のブログもお楽しみに!
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