こんにちは、店長の豆だぬきです。
eBayのEU向けDDP発送必須化が、10月1日から始まっています。EU向けの設定、もう済んでいますか?
変わった点とDDUのリスク、やるべき設定を一緒に点検しましょう。
10月1日から何が変わった?DDUで発送するリスク
背景は、7月1日のEU税関改革(150ユーロ以下の免税廃止)。詳しくはこちらの記事で。
- SpeedPAKだけでなく、すべての配送方法でDDPが必須
- 対象は日本からEU加盟27カ国への発送(UKは対象外。出品サイトは問わない)
- 送料を除く商品価格が150ユーロ以下(150ユーロちょうどを含む)
- 基準は発送日ではなく取引日。日本時間10月1日16時以降に成立した取引が対象
- 150.01ユーロ以上はDDU(関税バイヤー負担)でも発送可
怖いのは、DDUで送ってしまった場合。
- 関税を理由とする「Item not received」ケースでeBayの介入を求められると、セラー不利で終了しDefect(取引不良)が付く。アピールしても削除できない
- 関税関連の低評価(Negative/Neutral)は削除対象外
なお、米国向けも引き続きDDP必須ですよ。
セラーがやるべき設定作業
① EU向けのShipping Policyを作る
- 方法A(推奨):eBay.comで「Europe (including UK)」と「United Kingdom」の2サービスを1つのポリシーに設定
- 方法B:Rate Table(地域別の送料表)でEU27カ国だけ送料を上乗せ
eBaymag利用者は方法Bを読み込めないため、方法Aを選び、eBaymag側でebay.co.ukの設定を有効にしましょう。英国は両方の届け先に含まれ、同じ配送レベルなら安いほうの送料が適用されます。
EU向けの送料も必ず設定し、使う配送サービスがEU向けDDPに対応しているか、料金や必要書類もキャリアに確認しましょう。「includes import fees」などの表示条件もサービスごとに異なります。
② 関税・手数料の価格への反映を検討する
関税を別出品や外部決済でバイヤーへ請求することはできません。品目ごとに3ユーロの関税と、配送サービスによって異なる手数料を、商品価格や送料に反映するかはセラーの判断です。
③ 既存の出品に一括で反映する
Seller Hub>Active Listings>Bulk Edit(一括編集)で、まとめて変更できます。eBaymag利用者は、eBay側だけで変えると同期で元に戻ることがあるため、管理画面からポリシーを割り当てましょう。
④ 商品説明の「関税はバイヤー負担」を修正する
eBayジャパンが示す英語の記載例はこちら。
For buyers in the European Union: Import duties are prepaid under the Delivered Duty Paid (DDP) method. You don’t need to pay additional import duties when your order arrives.
一例なので、取引内容に合わせて調整しましょう。
【まとめ】EU向けはDDPの設定をいま一度確認しよう
いかがだったでしょうか。EU向けの150ユーロ以下の取引は、すべての配送方法でDDPが必須になりました。DDUで送り、関税を理由とする未着ケースでeBayの介入を求められると、アピールしても消せないDefectが付きます。Shipping Policy・価格・商品説明の3点を、今日のうちに点検しておきましょう。
本ブログでは、eBayの出品、在庫管理機能をひとまとめにした「まめツール」を紹介しております。
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